メジャーリーグで打者を評価する指標にOPSというものがある。
日本ではあまり聞きなれない指標であるが、大谷は打者としてOPSでも良い成績を残している。
ここではOPSについてみていこうと思う。
目次
OPSとは?計算方法や意味、評価方法とは?評価の目安とは?大谷翔平のOPSは優秀?
OPSとは、On-base Plus Slugging略で、出塁率と長打率の合計で算出することができる。
OPSはメジャーリーグにおいて打者を評価する指標として良く使われる。
一般的にOPSが9割以上で優秀とされ、10割以上では強打者と評価される。
2018年5月31日時点での大谷のOPSは0.929(出塁率0.376 + 長打率0.553)と優秀とされるラインをクリアしている。
メジャーリーグのOPSランキングとは?エンゼルス大谷翔平のチームメイト、トラウトが全体2位。
日本時間2018年5月31日時点のメジャーリーグ全体のOPSランキングは以下の通り。
大谷のチームメイト、トラウトが全体の2位にランクインしている。
OPSが強打者とされる10割を超える選手は6人、優秀とされる9割を超えている選手は15人となっている。
大谷は規定打席に達していないため、ランクインしていない。
大谷翔平がOPSなどの打撃指標やタイトル獲得のために必要な規定打席数とは?
メジャーリーグにおける打者に規定打席数は、日本プロ野球と同じく試合数 X 3.1となっている。
大谷が所属するエンゼルスは、日本時間2018年5月31日時点で56試合を消化しており、必要規定打席数は174打席となっている。
一方で大谷の打席数は103となっており、大幅に足りていない状況。
今後も大谷は二刀流での起用が継続されると思われるため、今の起用法では規定打席に到達するのは難しい。
タイトルを取るには二刀流ではなく、投手か打者どちからに専念する必要がありそうだが、是非二刀流は継続して欲しい。
非常に欲張りだが、大谷には二刀流で個人タイトルを獲得して欲しいし、大谷であれば実現の可能性はあると思ってしまう。
まとめ
日本ではあまり聞きなれない指標、OPSについて理解して頂けただろうか?
メジャーリーグを観戦する際には知らない選手も多くいると思うので、是非野手の場合はこのOPSに注目してほしい。
その選手がどれくらいの選手なのか判断するのに役立つことだろう。
大谷は現状OPSも好成績を残しているが、残念ながら今の起用法では規定打席数を達成するのは難しそうだ。
とりあえずは規定打席数は意識せずに、出場した試合で最大限の結果を残してほしい。
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