エンゼルスの大谷翔平が故障者リスト入りしたことが分かった。
ここでは怪我の詳細などをみていこうと思う。
目次
大谷翔平、緊急降板の理由はマメではなく右肘靭帯損傷。怪我の状況や復帰までの目途は?
大谷は2018年6月7日に本拠地で行われたロイヤルズ戦に先発登板したが、4回を投げ終えたところで途中降板となった。
投球数は63球、4安打4奪三振1失点の内容で、その後チームは逆転勝利したため勝敗はつかなった。
当初緊急鋼板の理由は右手中指のマメが原因と考えられていたが、試合後に治療していた際に右肘の張りを感じたという。
チームドクターの診断の結果では、右肘内側側副靭帯損傷で、怪我の程度としては部分損傷もしくは部分断裂であるグレード2。
少なくとも3週間は投球することができず、投手としての復帰までには1ヶ月以上要する見込み。
指名打者で試合に出場するかは現時点では不明となっている。
大谷翔平のPRP治療・注射の詳細とは?ヤンキース田中も経験。手術の可能性は?
大谷はPRP(多血症板血漿(けっしょう)治療)を受けたと報道されているが、PRP治療とは何だろうか?
PRP治療とは、自分の血液を約20cc採取、その中から血小板が多く含まれる血液を抽出し、自身の損傷した部分に注射する治療方法。
血小板は人間の怪我を治すのに重要な役割を果たし、血小板が多いほうが怪我の完治が速いとされている。
PRP治療は自分の血液からの血小板を使用した自己治癒力を高める方法で、欧米では頻繁に取り入れられている。
大谷は2017年12月にもPRP治療を経験しており、過去にはヤンキースの田中将大もこの治療法で復帰している。
大谷はとりあえず経過を観察して3週間後に検査を行う予定で、現時点で手術の可能性は低いと見られている。
大谷翔平、故障者リストからの復帰までの期間、打者での出場の可能性、オールスター出場への影響は?ソーシア監督の判断は?
大谷は故障者リスト(DL)入りしたため、現時点で復帰の目途はたっていない。
右肘の検査は3週間後に行うことから、投手としての復帰には最低でも1ヶ月は要すると見られている。
投球をしなければ打者としての早期復帰が期待されるが、右肘に負担をかけて投手としての復帰がさらに遅れる可能性があることから、ソーシア監督はどのような判断を下すのだろうか。
エンゼルスの中心選手として活躍していた大谷の故障は、チームへの影響は大きく、復帰が遅れればプレーオフ進出の可能性が遠のいていく。
2018年7月18日に開催されるメジャーリーグ・オールスターに指名打者として選出されていた大谷だが、今回の怪我で出場はかなり微妙になるかもしれない。
ホームラン競争で他のスター選手との共演が期待されていただけに、残念だ。
少なくとも投手としてのオールスター出場は厳しいだろう。
大谷翔平、故障者リスト入りまとめ
二刀流で活躍していた大谷が故障者リスト入りしたという残念なニュースが入ってきた。
現在アメリカンリーグ西地区3位でプレーオフ進出を目指すチームにとっても、影響は大きい。
オールスター出場が期待されていた大谷だが、まずは治療に専念して、少しでも早く復帰できることを祈っている。
<こんな記事も読まれています>
この記事へのコメントはありません。