2018年6月に右肘内側側副靭帯損傷で故障者リスト入りし、戦線を離脱した大谷翔平。打者として復帰し、2018年8月に入って調子が上がってきている。
こうなると早く二刀流の復活を見たいところではあるが、今シーズン中の復活はあるのだろうか?ここでは大谷投手復帰のリスクについてみていきたいと思う。
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大谷翔平、投手・二刀流復帰に向け8月12日プルペン入りへ。9月中に投手復帰することのリスクは?プレーオフ進出は絶望的。
大谷は投手復帰に向け日本時間8月12日にプルペン入りして投球練習を行う予定となっている。現在もキャッチボールを再開し、徐々に距離を伸ばし、球数を増やしてきている。ここから投手として復帰するためには、さらに強度を上げて、ひじへの負担はより強くなっていく。
大谷の投手復帰は9月中という見方が多くなっている。ただ、今シーズン中に大谷を投手として復帰させることにリスクは無いのだろうか?
エンゼルスのチームの状況を考えると、8月9日現在、58勝58敗でアメリカンリーグ・西地区4位。ワイルドカード争いでも厳しい状況となっており、今シーズンのプレーオフ進出は残念ながら絶望的と言わざるを得ないだろう。
大谷翔平、無理をし過ぎる性格から怪我再発のリスクも?トミー・ジョン手術となれば1年以上の休養へ。
そんなエンゼルスのチーム状況を考えると、大谷が急いで投手として復帰する必要性はない。大谷は野球が好きすぎるあまりに、無理をしてしまう傾向がある。怪我をした日のマウンドでも、大谷は続投を希望してマウンドで投球練習を開始したが、その日キャッチャーを務めたマルドナルドが大谷の異変に気付き、ベンチにサインを送って降板となっている。マルドナドの判断が無ければ、どの程度の怪我になっていたのかわからなかった。
大谷はもしまた怪我をしてしまったら、トミー・ジョン手術は避けられないだろう。そうなると、1年以上の休養が必要になってしまう。エンゼルスのチーム状況、大谷の個人記録もかかっていない中では、投手の復帰については慎重に決断した方が良いだろう。
大谷翔平、打撃好調でエンゼルスへの貢献度高い。トラウトの穴を埋めているのは大谷。
大谷は現在打者として好調で、チームに大きく貢献している。怪我で離脱中のマイク・トラウトの穴を埋めているのは大谷といってよいだろう。
今シーズンのエンゼルス・ソーシア監督の起用方法を見ると、二刀流では投手登板の前後の試合は休養となるため、打者大谷の出番は少なくなってしまう。打者として多くの試合に出場させた方が、チームへの貢献度、怪我再発のリスクを考えると、ベストといえるかもしれない。
大谷翔平、投手復帰のリスクまとめ
ファンとしては早期に投手大谷、そして二刀流大谷の姿を見たい気持ちはあるが、さまざまな状況を考えると、今無理をする必要はまったくないだろう。ただこのあたりの事情はエンゼルスもソーシア監督も十分わかっているはずなので、ベストな判断をしてくれると信じている。
大谷は調子を上げてきているので、メジャーリーグ1年目のシーズン、どこまで記録を伸ばすことができるか楽しみだ。
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