エンゼルスでメジャーリーグ1年目のシーズンを送っている大谷翔平、新人王獲得の可能性はあるのだろうか?
開幕時点では断トツといわれていたが、6月に入り右肘を怪我して欠場してからは、新人王獲得が微妙な状況となっている。
ここでは大谷の新人王獲得の可能性、過去の日本人メジャーリーガーの新人王についてみていきたいと思う。
目次
大谷翔平、新人王争いはヤンキーストーレス、アンドゥハーに次いで3位。メジャーリーグ公式途中経過。
大谷は2018年8月18日(日本時間)時点で、投手としては9試合に登板し4勝1敗防御率3.10、打者としては78試合に出場し打率.264、12本塁打35打点の成績となっている。
メジャーリーグ公式サイトが8月15日に発表したアメリカンリーグの新人王争いの途中経過では、ニューヨーク・ヤンキースのグレイバード・トーレスが1位となっている。
トーレスはベネズエラ出身で1996年12月13日生まれの21歳(記事執筆時点)。右投げ右打ちでポジションはセカンドとなっている。
2018年シーズンからメジャーリーグデビューを果たし、現時点で84試合に出場し打率0.259、18本塁打53打点の成績を残している。
続いてメジャーリーグ公式サイトが2位としているのが、同じくヤンキースのミゲル・アンドゥハー。
アンドゥハーはドミニカ共和国出身で1995年3月2日生まれの23歳(記事執筆時点)。右投げ右打ちでポジションはサードとなっている。
2017年シーズンにメジャーデビューするも出場は5試合のみ。2018年シーズンは現時点で111試合に出場し打率.296、19本塁打60打点の成績を残している。
そして大谷はこの2人についで2位。成績としては大きく引けを取らないものの、二刀流としての評価をどのように行うかの前例がなく、最後まで判断がわかれる展開となりそうだ。
残り試合で投手としての復活の可能性もあり、どの程度印象に残すことができるかがポイントとなるかもしれない。
大谷翔平、新人王獲得有力と分析する野球専門データサイト「FANGRAPHS(ファングラフス)」。
一方でアメリカの大手野球専門データサイト「FANGRAPHS(ファングラフス)」では、61.3%という高確率で大谷の新人王受賞を予想している。
2位はヤンキースのトーレス。3位はインディアンスのシェーン・ビーバー。4位はヤンキースのアンドゥハーとなっている。
「FANGRAPHS」は大谷の二刀流としての活躍を高く評価したのだろう。
ここまでの圧倒的な評価は少し行き過ぎの気もするが、二刀流での活躍は大きなインパクトを残しているため、新人王受賞の可能性は十分にありそうだ。
ヤンキースはワイルドカードでのプレーオフ進出の可能性が濃厚となっており、そのあたりの結果もトーレスとアンドゥハーには影響してくるかもしれない。
日本人選手のメジャーリーグ新人王獲得は?野茂、佐々木、イチロー。
メジャーリーグでの新人王は「Rookie of the Year Award」と呼ばれ、アメリカンリーグとナショナルリーグからそれぞれ1名ずつ選出される。
日本人メジャーリーガーで新人王を獲得したのは、1995年にロサンゼルス・ドジャースの野茂英雄、2000年にシアトル・マリナーズの佐々木主浩、2001年にシアトル・マリナーズのイチローの3選手。
大谷が日本人メジャーリーガー4年目の新人王獲得となるか注目だ。
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大谷翔平、新人王獲得の可能性まとめ
大谷のアメリカンリーグ新人王獲得は、メジャーリーグ公式では3位、「FANGRAPHS」では1位と途中経過では上位につけている。
現在投手としての復帰に向けて調整中となっており、残り試合の中でどのような結果を残すことができるのか注目だ。
二刀流に関しての評価は前例がないが、活躍をすれば大きなインパクトを残すことができ、新人王獲得が近づくことだろう。
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