前日の代打で豪快なホームランを放ったエンゼルスの大谷翔平。
2018年8月20日(日本時間)に行われたレンジャーズ戦4連戦の4戦目には3番指名打者(DH)でスタメン出場した。
この日はパワーを見せつけることはできなかったが、足の速さで会場を沸かせた大谷。
大谷の結果と、投手復帰に向けた状況についてみていきたいと思う。
目次
大谷翔平、ライト前のシングルヒットを俊足で2塁打へ。
大谷の第一打席は見逃し三振で倒れる。
4回表に向かえた第二打席は0-1の1点ビハインド、ノーアウトランナー1塁の場面。
カウント2-1からの4球目をとらえた打球は1・2塁間方向に転がり、ファーストとセカンドの間を抜けてライト前に。
シングルヒットかと思った打球だったが、大谷は1塁ベースを踏むと迷ことなく2塁に向かう。
俊足を生かしてどんどん加速し、レンジャーズのライトも急いで2塁に送球するも、大谷は余裕でセーフ。
前日は豪快なパワー、本日は俊足と違った一面を見せられた敵地のスタジアムは大いに沸いたシーンとなった。
大谷の好走塁のおかげもあって、エンゼルスはこの回2点を追加し2-1と逆転に成功する。
大谷翔平、メジャーリーグ2度目の敬遠。エンゼルスは逆転負け。
大谷の第三打席は6回表、1アウト2塁の場面で回ってきた。エンゼルスは引き続き2-1リード。
しかしながら前日の豪快アーチと前の打席の2塁打を見せつけられたこともあってか、レンジャーズのバニスター監督は敬遠を申告した。
1アウト1・2塁とチャンスを広げたエンゼルスだったが、続く4番プホルス、5番シモンズが凡退し、追加点とはならなかった。
エンゼルスは7回の裏にNラミレスが2本のヒットでピンチを招くと、レンジャーズの2番オドルに痛恨の逆転3ランホームランを許し、2-4と逆転された。
試合はこのまま2-4でエンゼルスが敗戦した。エンゼルスはこれで63勝63敗、勝率は5割に逆戻りとなった。
大谷翔平、アリゾナで実践形式の投球練習へ。
エンゼルスは明日1日の休養日を挟んで、アリゾナに向かい8月22日からダイヤモンドバックスと2連戦を行う。
右ひじ負傷後3度ブルペン入りした大谷は、アリゾナで打者をたたせて実践的な練習を行うと言われ、投手での復帰に向けて重要な局面を迎える。
打者として活躍する大谷は、エンゼルスにとって欠かせない存在となっており、マイナーリーグでの調整登板を行うことはできずに、実践形式の練習でどこまで感覚が取り戻せるかがポイントとなる。
実戦形式を良い形で終えられれば、投手としての復帰が現実味を帯びてくるだろう。
大谷翔平、俊足でファンどよめくまとめ
エンゼルスの大谷はレンジャーズ戦で豪快なパワーと俊足という2つの非凡な才能を披露して、スタジアムを大いに沸かせた。
8月に入って打者として調子を上げてきているため、このままシーズン20本塁打に向けて突き進んで欲しい。
そして投手としての復帰に向けていよいよ実戦形式の練習が再開されるので、こちらにも注目していきたい。
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