エンゼルスの大谷翔平は、ここのところ相手の先発投手が左投の場合、スタメン落ちすることが多くなっている。
大谷がメジャーリーグの左投手を苦手とする要因は何なのだろうか?
ここでは大谷の左投手に対する成績をみていきたいと思う。
目次
大谷翔平、左投手・右投手への対戦成績とは?
大谷の2018年8月27日時点(日本時間)の左投手に対する成績は60打数10安打0本塁打で打率は.167。
一方で右投手に対する成績は167打数52安打14本塁打で打率は.311と好成績を残している。
左投手との対戦経験は少ないながらも、右投手と比較すると倍近い差が開いているのが現状。
日本ハムファイターズ所属時には左投手を苦手としている印象はなかったが、メジャーリーグでは明かに苦手というイメージが定着してしまっている。
エンゼルスのソーシア監督も大谷の左投手克服は課題としてあげており、今後大谷は打撃での結果を残していくためには、左投手攻略が重要となってくる。
このまま左投手への苦手意識を克服することができなければ、大谷がシーズンを通して安定した成績を残すことはできないだろう。
大谷翔平、左投手先発でもスタメン起用すべきと考える理由。
大谷が左投手に苦戦していることはデータ上明らかとなっているが、これを克服するためには経験を積んでいくしかなさそうだ。
試合に出場する機会を増やしてほしいというのが、ファンとしての願いではあるが、ソーシア監督は一貫して左投手が先発の場合は大谷をスタメンから外している。
だが、現在のエンゼルスのバッターを見ると、大谷を外してまで起用するべき選手がいるかというと疑問が残る。
2018年8月27日のアストロズ戦のスターティングメンバーを見てみると、今シーズンの打率.250を超えているのは、2番フレッチャー、3番トラウト、5番シモンズ、6番リベラのみである。
シーズンを通して出場している1番カルフーンの打率は0.222、4番プホルスの打率は0.248、最近出場機会が増えている8番ワードの打率は0.216、9番Eヤングの打率は0.221となっている。
これらの選手の右投手と左投手に対する成績のうちわけは確認していないが、大谷の左投手に対する成績が極端に悪いという事はなさそうだ。
むしろ大谷は右投手相手に結果を残しすぎているがために、左投手の成績の悪さが目立ってしまうのだろう。
大谷は試合を決める一打を打つことができ、相手投手も途中で交代することから、大谷の成長のためにも、左投手が先発でもスタメン起用してほしいところである。
大谷翔平、二刀流での活躍が打者としての出場機会を減らす?
あとは大谷の起用で考えなければいけないのが、やはり二刀流としての出場である。
現在は右ひじのケガのため、打者での出場のみとなってくるが、投手としての復帰はもう間もなくとみられており、今後二刀流が復活する可能性が高い。
そうなると打者での出場機会は限られてくるため、相手先発が右腕の場合にはスタメン出場、左腕の場合には代打途中出場という起用法が継続される可能性は高いかもしれない。
無理に起用して疲労が蓄積し、ケガをしてしまってはどうしようもないので、難しいところではあるが、大谷はもはやエンゼルスの主力選手となっており、できる限りの出場を期待したいところだ。
大谷翔平、左投手(ピッチャー)先発だとスタメン落ちする理由まとめ
大谷はメジャーリーグ1年目のこれまでは左投手に苦戦している状況であるが、大谷の野球センスと適応能力であれば、すぐに克服できる可能性は高いと信じている。
そのためにも経験が必要であるため、ソーシア監督が積極的に大谷を起用することに期待したい。
残念ながらエンゼルスはプレーオフ進出が絶望的な状況となっている。来シーズン以降のためにも、大谷を可能な限りスタメンで起用し、左投手に順応する機会を与えてあげて欲しい。
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