エンゼルスの大谷翔平は2018年9月3日(日本時間)に敵地ミニッツメイド・パークで行われたヒューストン・アストロズ戦に先発登板した。
大谷の投手としての出場は6月7日以来の約3ヶ月ぶりで、全米の注目を集めた。
またマイナーからメジャーに上がった田沢純一もエンゼルスではじめてリリーフで登板している。
ここでは大谷と田沢の試合結果についてみていきたいと思う。
目次
大谷翔平アストロズ戦に復帰登板もスプリンガーに2ランホームランを浴びる。3回には球速が落ちて49球で降板。
久しぶりの試合のマウンドとなった大谷は、直球はそれなりの球速が出ていたものの、変化球のキレはなく、また3回になると明かに球速が落ちて、次回に課題を残した結果となった。
立ち上がりは、1番スプリンガーに2球目をうまくあわせられライト前ヒットでノーアウトのランナーを許す。
続く2番アルトゥーベには2球でカウント0-2と追い込み、3球目のスプリットがあまり落ちずにとらえられたが、レフト正面のライナーで1アウトとなった。
3番ブレグマンは初球を打たせて2アウトランナー1塁とするも、4番コレアに対しては粘られてフルカウントから7球目が外れてフォアボール、2アウトランナー1・2塁とピンチを広げる。
5番ホワイトに対してもフルカウントとなるも、6球目が真ん中低めに決まり見逃し三振、なんとか初回を0点に抑えた。ホワイトに対してはこの日最速となる159.8キロをマークした。
2回は6番ゴンザレスをショートゴロ、7番グリエルを空振り三振、8番マルドナドをセカンドゴロに抑え、3者凡退でしのいだ。
3回にはいると大谷の球速は明かに落ち、150キロが出なくなった。
9番ケンプに対してフルカウントから7球目が外れてフォアボール、ノーアウトのランナーを許した。
続くバッターは初回にヒットを打たれたスプリンガー。
カウント1-2と追い込んだ5球目の真ん中低めの球をうまくとらえられ、レフトスタンドに運ばれる20号2ランホームランとなった。
2点を失った大谷は続く2番アルトゥーベは4球目を打たせてセカンドゴロで1アウト。
ここで球数が49球となり、ソーシア監督がマウンドに向かって大谷は交代となった。
田沢純一エンゼルスで初リリーフ登板もブレグマンにソロホームランを打たれる。エンゼルスはそのまま敗れて大谷は2敗目。
エンゼルスはその後追い上げを見せて2-3と一点差に迫った7回裏、5番手として田沢がエンゼルスでの初登板となった。
最初のバッタ・アルトゥーベはショートフライに抑えるも、続くブレグマンには3球目をレフトスタンドに運ばれる27号ソロホームランでリードを2-4と広げられた。
田沢はその後2ベースヒットとフォアボールでピンチを招くも、なんとか1失点で抑えた。
エンゼルスはそのまま2-4で敗れ、大谷は2敗目を喫した。
大谷翔平、次回の登板予定は?課題は球数と変化球のキレ。
大谷は久しぶりの登板ということもあり、3回に入ると明かに球速が落ちて、49球で降板となった。
とりあえず復帰登板としてはまずまずの結果と言えるかもしれないが、今後球数をあげていくのと、変化球のキレを取り戻せるかが課題となってくる。
エンゼルスは今シーズン残り25試合。もし大谷が週1で登板することができれば、あと3から4試合を投げることができる。
無事に復帰登板を終えて様子見をしてからとなるだろうが、早くも次回の登板が楽しみである。
大谷・田沢がアストロズ戦に出場まとめ
この日のアストロズ戦は大谷の復帰登板、田沢のリリーフ登板とエンゼルスの日本人投手がともに出場した。
結果は2人ともホームランを打たれてしまったが、ここから調整して次回以降の活躍に期待したい。
大谷は本日の調整登板を経て、次回以降は本調子に戻ることを期待したい。
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