2018年9月6日(日本時間)、エンゼルスはMRI検査で大谷の右ひじに新たな損傷が見つかったことを発表した。
球団はトミージョン手術を推奨しており、手術をすることになればリハビリを含めて長期的な戦線離脱を余儀なくされてしまう。
大谷はトミージョン手術を受けるのか、受けた場合には来シーズンの出場はどうなるのかについてみていきたいと思う。
目次
大谷翔平、右ひじに再度ケガ。エンゼルスはトミージョン手術を推奨、大谷の決断は?
大谷は9月3日のヒューストン・アストロズ戦で約3か月ぶりに登板し、投手としての復帰を果たした。
49球球を投げて2回1/2、2失点と満足のいく結果ではなかったが、速球は160キロ近くを記録するなど、復帰に向けて順調な滑り出しになったと思われていた。
次回の登板も9月10日のシカゴ・ホワイトソックス戦と決まっていただけに、今回のニュースは驚きとなった。
エンゼルスとしてはトミージョン手術を推奨するとのことで、大谷はホワイトソックス戦後にロサンゼルスに戻り次第、決断をすることとなる。
もし手術をするのであれば、リハビリ期間が長くなることから、少しでも早い方が良いのだが、現在は打撃も絶好調で、新人王争いも繰り広げている。
大谷としては20本塁打を狙いたいという気持ちもあり、どのような決断を下すのか注目だ。
大谷翔平、トミージョン手術を受けた場合2019年シーズン出場の可能性は?復帰までどの程度の期間が必要なのか?
トミージョン手術とはどのような手術なのだろうか?
この名前は、はじめて手術を受けた投手がトミー・ジョンであることから、そのように呼ばれている。
手術の内容としては、損傷したじん帯を切除し、体のほかの部分から正常なじん帯を移植するものである。
移植した後にはじん帯がなじんで定着するまでに時間を要するため、復帰するためには長期間のリハビリが必要となる。
一般的には投手として復帰するためには、手術から1年から1年半程度必要とされており、もし大谷が手術を決断すれば2019年シーズンに投手として復帰することは難しいだろう。
ただ打者としての出場は可能と考えられており、手術から6・7か月で復帰できる可能性がある。
大谷がシーズン終了後の2018年10月にトミージョン手術を受けた場合、2019年シーズンの開幕には間に合わないかもしれないが、5月か6月ころには打者として出場できる可能性はありそうだ。
大谷翔平、打者に専念した場合の成績は?3割40本塁打100打点30盗塁も狙える?
大谷はまだまだ若く、将来性のある選手であるため、長期的な視点でベストの選択をしてほしい。
そう考えるとトミージョン手術を受けるのが、良い気がするが、エンゼルスは最終的には大谷の決断にゆだねるとしている。
来シーズンは二刀流を見ることができないかもしれないが、大谷が打者に専念した場合に、どこまでの成績を残せるのかというのにも非常に興味がある。
これまでのメジャー1年目の打撃成績から考えると、打率3割40本塁打100打点というのも十分狙えそうだ。
それに加えて30盗塁も達成できる可能性がある。
トミージョン手術はネガティブに捉えられがちではあるが、打者大谷の力を見ることができる良い機会になるかもしれない。
大谷2018年シーズンオフにトミージョン手術かまとめ
新たなケガの発覚は残念ではあるが、焦らずにベストな選択をしてほしいと思う。
大谷はきっと今後10年以上にわたって、メジャーリーグで活躍する選手となることだろう。
もしシーズンオフにトミージョン手術を決断するのであれば、来シーズンは打者としての出場のみとなり、どこまで成績を残すことができるのか楽しみではある。
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