2018年9月3日に約3か月ぶりに投手として復帰したものの、新たに右ひじじん帯の損傷が見つかったエンゼルスの大谷翔平。
エンゼルスとソーシア監督は手術の決断は大谷に委ねるとしており、今シーズンオフに手術に踏み切ることが濃厚とみられていたが、ここにきて手術を回避する可能性も出てきている。
ここでは大谷のトミージョン手術回避についてみていきたいと思う。
大谷翔平、トミージョン手術を回避して来シーズンは中継ぎ・抑えで登板?
大谷の手術回避の話がでたきっかけは、9月12日(日本時間)に出演した「MLBネットワーク」での質問。
「中継ぎとして登板したことがあるか?来年、中継ぎでの登板の可能性は?」と聞かれた大谷は、
「日本で何度か経験がある」と回答。さらに、
「中継ぎで使われるかどうかは、スタッフの方の判断になってくると思うので、任されたところでしっかり仕事ができるよう、準備をしたいなと思っています」
と答えた。
この回答を聞く限り大谷が先発にこだわりが無いようにも聞こえるが、そんなことはないと思われる。
自分の成績よりも常にチームの勝利を考えている大谷は、球団が最適と判断したところでしっかりと結果を残すことを考えているだけで、本心としては先発投手が希望だろう。
ただもしエンゼルスが中継ぎや抑えなど、短いイニングでの登板を希望した場合には、大谷がトミージョン手術を回避するという可能性もあるのかもしれない。
エンゼルスは大谷に先発投手としての活躍を希望
今シーズンオフにトミージョン手術をした場合、来シーズンは投手としの復帰は難しく、打者に専念することになるだろう。
今シーズンエンゼルスは投手陣の故障に悩まされ、またある程度勝利数が期待できる大谷が抜けるのは相当痛いはずだ。
その代替案として短いイニングでの登板というのも考えられなくはないが、エンゼルスとしても先発で活躍してくれることを期待していることだろう。
手術の決断にしてもエンゼルスは大谷の決断を尊重していることから、投手としての起用法についても、大谷の希望を聞きいれる可能性が高いとみている。
大谷翔平がトミージョン手術を決断する時期
大谷は9月11日にビジター遠征から戻り、エンゼルスのエプラーGMと手術について話し合いを行った。
その後に手術に関しての方向性がでると思われていたが、現時点ではまだ出ていない。
現在は打者として試合に出場しており、現時点でできる治療もないことから、決断は急ぐ必要はないものの、もし手術に踏み切るのであればシーズン終了後早々に行い、来シーズンの開幕に打者として出場できるように準備を進めたいことだろう。
大谷はトミージョン手術について経験者に話を聞いていると思われ、ソーシア監督は年内には結論が出るだろうとしている。
もう一つ大谷の手術とは直接関係ないが、ソーシア監督の契約は今年で最後となっており、来シーズン以降続投するかはわかっていない。
ソーシア監督は退任するつもりであれば、あまり大谷の手術に関心が無いのかもしれない。
まとめ
大谷はトミージョン手術をすると決めたわけではないが、まだ若くて今後も長い間メジャーリーグでの活躍が期待されていることから、手術を決断する可能性が高いとみられている。
大谷の決断に注目していきたい。
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