土屋正光(つちやまさみつ)医師は、大谷翔平の古巣日本ハムファイターズのチームドクターを務めており、東京都墨田区の同愛記念病院の名誉院長。
大谷は右ひじのじん帯を損傷していて今シーズンは投手としての復帰はできず、エンゼルスからはトミージョン手術をすすめられているものの、土屋医師からセカンドオピニオンを得たうえで、手術の決断を決定したいという意向を示している。
ここでは土屋正光医師についてみていきたいと思う。
土屋正光院長は日本ハムファイターズのチームドクター
土屋正光名誉院長の専門分野は、股関節・膝関節・スポーツ障害・整形外科一般で、日本ハムファイターズのチームドクターだけでなく、日本相撲協会医務委員など、幅広く活動を行っている。
整形外科専門医
日整会スポーツ医
日本臨床スポーツ医学会名誉会員
日本整形外科スポーツ医学会名誉会員
日本相撲協会医務委員
日本ファムファイターズチームドクター
日本高等学校野球連盟医事委員会引用:同愛記念病院ホームページ
大谷は日本ハムファイターズ所属時代に土屋院長とかかわりがあり、エンゼルス入団が決まった2017年10月に右ひじの内側側副じん帯を痛めた時にも、土屋院長が診断してPRP注射を受けている。
土屋院長は当時診断した際には、じん帯にさらなる損傷が起こった場合には、手術が必要となる可能性も指摘していたとのこと。
エンゼルスとしてはトミージョン手術を推奨しているものの、最終的な決断は大谷に委ねるとしており、大谷は信頼と実績のある土屋院長にアドバイスをもらいたい意向を示している。
手術をするのであれば復帰の時期を考えると早いに越したことはないが、大谷としてはシーズン終了後に日本に帰国して、土屋医師の診察を受け、手術は早くても11月以降になるかもしれない。
土屋正光院長の経歴
土屋院長は約50年の医師経験があり、同愛記念病院に勤務してからは約40年となる超ベテラン。
1968年に東京医科歯科大学医学部医学学科を卒業後、1969年4月に東京医科歯科大学医学部整形外科に入局した。
1978年10月には同愛記念病院整形外科部長となり、1983年4月には同愛記念病院リハビリテーション科部長兼務、2007年6月に同愛記念病院副院長、2012年6月からは同愛記念病院院長を務めている。
主な論文には、2003年11月に第14回日本臨床スポーツ医学会賞受賞した「大相撲力士の膝筋力・体脂肪の現況」がある。
2010年5月には日本整形外科学会功労賞を受賞している。
大谷翔平、2019年は打者として出場
大谷がトミージョン手術を決断した場合、2019年シーズンは投手としての登板は不可能となるが、野手としての出場は可能となる。
一般的には野手として復帰するには6~8ヶ月の時間が必要と言われているが、大谷は指名打者(DH)での出場をするのであれば、半年の期間を待たずに試合に出場できる可能性は十分になる。
2019年の開幕から出場するためには、手術は早く行うに越したことはないが、大谷は慎重に決断をしていくことになりそうだ。
大谷はまだ24歳で、今後も長くメジャーリーグで活躍することが期待されている。
ファンとしてはいち早く試合で活躍する姿を見たいものの、自分が納得のいく治療法を選んでほしいと思う。
まとめ
土屋院長は日本ハムファイターズのチームドクターを務め、医師経験約50年の超ベテラン。
2017年には大谷の右ひじのじん帯を診察したことあり、その際にはPRP治療を行っている。
大谷はシーズン終了後に日本に帰国し、土屋院長の診察結果を受けて、手術の決断をすることになりそうだ。
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