メジャー1年目のシーズンも残すところ4試合となったエンゼルスの大谷翔平は、9月27日に本拠地で行われたテキサス・レンジャーズ戦に4番指名打者(DH)で先発出場。
8回裏、2-2の同点の場面の第四打席では、日本ハムファイターズ時代のチームメイト、クリス・マーティンと対戦し、見事勝ち越しソロホームランを放ってチームを勝利に導いた。
大谷はこれで22号本塁打と日本ハム時代に記録した自己最多記録に並び、新人王獲得も近くなったと言えそうだ。
ここでは大谷の22号ホームランとクリス・マーティンについてみていきたいと思う。
大谷、マーティンから22号ソロホームラン。
.@MikeTrout’s favorite player is Shohei Ohtani. pic.twitter.com/FTVtSvCmSy
— MLB (@MLB) September 27, 2018
大谷は8回裏1アウトランナーなし、2-2の同点の場面で第四打席が回ってくると、相手投手は元日本ハムファイターズ時代のチームメイト・マーティン。
カウント2-2と追い込まれた6球目の外角真ん中の球をとらえると、打球はレフト方向に鋭くのびていき、フェンス上部に当たってスタンドに飛び込んだ。
大谷の22号勝ち越しソロホームランでエンゼルスは3-2で勝利。
この日の大谷は第二打席にもタイムリーヒットを放っており、4打数2安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した。
MLBの公式Twitterでは大谷のホームラン映像とともに、マイク・トラウトの大好きな選手は大谷翔平と紹介している。
大谷22号ホームランで新人王確定?ライバルの動向は?
大谷は22号ホームランを放ったことで、地元ファンからは新人王獲得を期待する声が日に日に強くなっている。
エンゼルスもメディア向けに大谷の活躍をまとめた資料を配布し、いかに素晴らしい成績を残しているかをアピールしている。
一方で最大のライバルとされるニューヨーク・ヤンキースのミゲル・アンドゥハーは26号ホームランを放ち、地元記者はアンドゥハーを押している。
エンゼルスは残り3試合、ヤンキースは残り4試合となっており、最後の最後まで新人王が誰の手に渡るのかわからなそうだ。
クリス・マーティンの経歴
マーティンは2016年と2017年の2年間日本ハムファイターズに所属し、大谷とチームメイトであった。
2年間の成績は82試合に登板し、2勝2敗22セーブ48ホールド、防御率1.12と見事な成績を残し、2016年のリーグ優勝に大きく貢献。
2017年シーズンオフにメジャーリーグ挑戦のため自由契約となり、テキサス・レンジャーズと2年総額400万ドル(≒4億4,000万円)の契約をして、大谷メジャー挑戦と同じタイミングで復帰を果たした。
マーティンは2011年3月にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結び、その後移籍したコロラド・ロッキーズで2014年にメジャーデビューを果たした。
2014年は16試合に登板して勝敗無し、防御率6.89。
2015年にはニューヨーク・ヤンキースに移籍し、24試合に登板して0勝2敗1セーブ、防御率5.66とメジャーでは活躍することができず、翌年日本ハムファイターズへ移籍。
2018年シーズンもこれまで45試合に登板し1勝5敗、防御率4.65と苦戦している。
マーティンは1986年6月2日生まれの32歳、203センチ102キロと大型のピッチャー。
今後の活躍に期待したい。
⇒【大谷プロ1年目の成績は?】
まとめ
大谷は日本ハムファイターズのチームメイトだったマーティンとの対決で、見事に勝負強さを発揮してチームを勝利に導く22号ソロホームランを放った。
これで新人王確定との声も上がっているが、最大のライバルアンドゥハーも26本塁打と最後の最後まで分からなそうだ。
マーティンは日本ハム時代に素晴らしい成績を残しているがメジャーでは苦戦している。
メジャー1年目からここまでの活躍をしている大谷の活躍がいかにすごいのかがわかる。
<こんな記事も読まれています>
⇒【大谷の手術を担当する医師の実績がすごい】
⇒【大谷2019年以降年俸30億円超えの可能性】
⇒【大谷メジャー開幕投手は2020年以降?】
⇒【大谷2019年打者専念でMVP獲得は可能?】
⇒【ソーシア監督大谷の2019年以降起用法を発言】
⇒【トラウト・大谷の3・4番コンビが最強】
⇒【大谷、40本塁打100打点は達成可能?】
⇒【大谷翔平、2018日米野球出場の可能性は?】
⇒【大谷翔平と中田翔、メジャーで対戦?】
⇒【吉川俊平投手、社会人からメジャー挑戦へ】
この記事へのコメントはありません。