エンゼルスの大谷翔平も2018年シーズンは残すところ2試合となっており、アメリカンリーグ新人王獲得が期待されている。
打者としては22本塁打10盗塁に3割近い打率、投手としては4勝と数々の記録を打ち立てている大谷だが、気になるのが三振数の多さ。
2018年9月29日(日本時間)に行われたオークランド・アスレチックス戦で3安打2打点1盗塁と活躍するも、前の試合では今シーズン100個目の三振をしている。
ここでは大谷の三振についてみていきたいと思う。
大谷2018年の三振数と三振が多い理由
大谷はこれまで358打席に立ち100個の三振をしているので、3.58打席に1つの割合。
試合にフル出場すれば1試合に1つの三振はする計算となる。
100三振の内訳は空振りが70、見逃しが30となっている。
大谷は初球から積極的にバットを振っていくことが多く、打ち損ねてファールにしてしまうと、不利なカウントになることが多い。
またメジャーリーグのストライクゾーンに戸惑うシーンもあったり、最近は改善してきているが左投手に苦戦したのも、三振が多い原因と言えるだろう。
大谷は長打の割合も多いのである程度の三振数の多さは仕方がないところはあるかもしれないが、日本プロ野球時代にはここまで三振が多かった印象はなく、今後打率を上げていくためには、いかに三振の数を減らしていくかがポイントになりそうだ。
大谷2019年は三振数を減らせるか?
ただ大谷の野球センスと適応能力をもってすれば、2019年シーズンは三振数を減らすことはできる可能性が高いだろう。
今シーズン終了後にトミージョン手術を受けることを決めた大谷は、来シーズンは打者に専念することになるため、少なくとも550打席はこなすことができるだろう。
今シーズンの三振率で計算すると153三振をする計算となるが、何とか110~120くらいに収めてほしいところ。
これだけ三振数を減らすことができれば、大谷は俊足であるため、転がせば内野安打になる確率も高く、打率上昇につながる可能性が高い。
もし今シーズン対比三振を大きく減らすことができれば、打率三割達成の可能性は極めて高くなることだろう。
大谷、トラウトの後の打順であれば三振が減る?
大谷はここにきて4番を任されることが増えてきており、3番にはエンゼルスのスーパースターであるマイク・トラウトがいる。
来シーズンはプホルスが復帰するとどういう打順になるかわからないが、トラウトの後を任されると、出塁率が高いことから大谷はランナーがいる場面で打席に立つ機会が多くなる。
そうなると相手ピッチャーは大谷と勝負せざるを得ない機会が増えるため、コースも甘くなって三振は減り、ヒットが増える可能性は高いだろう。
またランナーなしの場面では、相手チームは極端な大谷シフトを敷くことになり、ライトからセンター方向にゴロを転がしても外野まで抜くのは簡単ではない。
これが1塁にランナーがいる場面であれば、相手チームは大谷シフトができずに、ヒットが増える要因になるだろう。
来年もトラウトの後を大谷が打つことを期待したい。
まとめ
大谷の100三振についてまとめると、メジャー1年目はストライクゾーンの見極めや左投手に苦戦したことから三振が多い一年となってしまった。
だが2019年には大谷は適応し、三振の割合は少なくなっていくと予想する。
打順がトラウトの後であれば、ランナーがいる場面で打席が回ってくる可能性が高く、相手のピッチャーも勝負しなければいけないのでコースが甘くなって、ヒットも増えて打率も上昇することだろう。
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