エンゼルス大谷翔平の2018年シーズンが終了した。
チームは80勝82敗と負け越し、アメリカンリーグ西地区4位と奮わなかったが、大谷の新人王獲得が期待されている。
2018年の新人王の発表は2018年11月12日(現地時間)・13日(日本時間)を予定されている。
ここでは新人王の選考方法やライバルの成績についてみていきたいと思う。
新人王の選出・選考方法と対象選手となる基準
メジャーリーグの新人王は記者60人による投票で行われ、それぞれ1位から3位までの選手を選択する。
1位5点、2位3点、3位1点が与えられ、最終的に最も点数が多かった選手が新人王に選出される。
新人王は年齢の制限がなく、過去には日本プロ野球から挑戦した野茂英雄、佐々木主浩、イチローが獲得している。
新人王の対象なる選手は、前年度にメジャーリーグで以下の条件を満たしている必要がある。
■打者は130打数以内、投手は50イニング投球以内
■25人の選手登録枠(ロースター)の在籍期間が45日以内(9月1日から40人に拡大された期間はカウントせず)
大谷は日本プロ野球での経験があるものの、メジャーリーグでの出場は2018年からなので、過去の日本選手同様に新人王獲得の対象となる。
大谷翔平、アンドゥハー、トーレスの2018年成績
大谷の2018年シーズンの成績は、打者として打率.285、22本塁打61打点10盗塁、投手として4勝2敗防御率3.31の成績を残した。
最大のライバルとされるニューヨーク・ヤンキースのミゲル・アンドゥハー選手は、打率.297、27本塁打92打点2盗塁。
同じくヤンキースで候補として名前の挙がっているグレイバー・トーレス選手は、打率0.271、24本塁打77打点6盗塁。
打者としての成績だけを見るとアンドゥハー優勢のようにも思えるが、大谷は二刀流で投手としての成績をどう評価するか次第となっている。
野球の神様ベーブ・ルース以来の二刀流で、大谷は数々の記録を更新しており、メジャーに与えた衝撃は相当なもので投票は有利に働くことを期待したい。
メジャーリーグ公式による事前予想では大谷が1位に返り咲き
メジャーリーグ公式による9月25日時点の新人王事前予想では、大谷が5月30日以来1位に返り咲いている。
2位はアンドゥハー、3位はトーレス。
9月4日時点では1位がアンドゥハー、2位トーレス、3位大谷であったが、シーズン終盤の追い上げで一気に新人王最有力候補に浮上した。
11月12日の発表を楽しみに待ちたいと思う。
まとめ
大谷の新人王獲得についてまとめると、発表は11月12日(現地時間)を予定。
記者60人による投票で、最も多く得点を獲得した選手が新人王として選出される。
打者としての成績だけを見ると、最大のライバルであるアンドゥハーが勝っているように思えるが、大谷の二刀流としての活躍を推す声は多い。
メジャーリーグ公式による事前予想では、大谷が1位となっており、新人王獲得が期待される。
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