2018年10月1日(日本時間)でシーズン最終戦を終えた大谷翔平が所属するロサンゼルス・エンゼルス。
試合後の会見でマイク・ソーシア監督は今シーズン限りで退任することを発表した。
ソーシア監督の後任として名前が挙がっている候補者についてみていきたいと思う。
エンゼルスのマイク・ソーシア監督の後任候補5名
地元紙が最有力みているのが、ブラッド・オースムス氏。
オースムス氏は元デトロイト・タイガースの監督で、現在はエンゼルスのビリー・エプラーGMの特別補佐を務めている。
エンゼルスの球団事情もよく把握している人物であり、可能性は高そうだ。
同じくエプラーGMの特別補佐を務めるエリック・チャベス氏や、三塁コーチも務めるディノ・エベル氏も候補として名前が挙がっている。
ソーシア監督の後任を内部から昇格させるのであれば、この3名が有力となっている。
また外部から招へいする可能性も十分にある。
エプラーGMはヤンキースにいたこともあり、元ヤンキース監督のジョー・ジラルディ氏を後任候補として予想する人もいる。
さらに元ヤンキースの特別補佐を務め、カンザスシティ・ロイヤルズと日本ハムファイターズの監督を務めたトレイ・ヒルマン氏も候補になっている。
エンゼルスはこれから後任候補との個別の面談をすすめていく予定で、おそらく2018年中には次期監督が決定することだろう。
ソーシア監督退任で大谷翔平の起用法に影響は?
ソーシア監督は大谷のことを理解し、二刀流での起用をすすめてきた人物。
ジョークを交えながら積極的にコミュニケーションを取り、今年は日本語も少しずつ勉強するなど、明るい人柄で人気であった。
ファンとして気になるのがソーシア監督退任後の大谷の起用方法。
球団としても二刀流としての起用を続ける方針で、大谷に対してはトミー・ジョン手術の推奨してきたのだが、次期監督がどのような使い方をするのかに注目が集まる。
2019年シーズンは投手としての登板はできずに、打者での出場となるが、2020年以降に再び二刀流での活躍を楽しみにしたい。
マイク・ソーシア監督のエンゼルスでの成績
ソーシア監督は2000年からエンゼルスの監督を務め、今年で19年目と長期政権になっていた。
2002年にはエンゼルス史上はじめてワールドシリーズ制覇を成し遂げ、アメリカンリーグ西地区優勝は6回を誇る。
しかしながらここ数年は成績が低迷し、ポストシーズンに進出できない年が続いていた。
2018年は80勝82敗でアメリカンリーグ西地区4位。
ソーシア監督の通算成績は1650勝1428敗で、勝率は.536と球団史上最高。
監督最後の試合となった本拠地で行われたオークランドアスレチックス戦では、9回裏にルーキーのテイラー・ワード(ウォード)のサヨナラホームランという劇的な勝利を収めた。
まとめ
エンゼルスのマイク・ソーシア監督の後任候補についてまとめると、エンゼルス内部からはブラッド・オースムス氏、エリック・チャベス氏、ディノ・エベル氏の3名。
外部からはジョー・ジラルディ氏とトレイ・ヒルマン氏の2名で、合計5名の候補の名前が挙がっている。
エンゼルスはこれから詳細を詰めながら、年内には監督を決定すると見られている。
新監督が大谷をどのように起用するのか注目だが、2020年以降は二刀流での活躍を期待したい。
<こんな記事も読まれています>
⇒【大谷メジャー開幕投手は2020年以降?】
⇒【大谷100三振、三振が多い理由は?】
⇒【大谷2019年以降年俸30億円超えの可能性】
⇒【大谷の手術を担当する医師の実績がすごい】
⇒【大谷新人王争いのライバル・アンドゥハー】
⇒【大谷、新人王獲得の発表はいつ?】
⇒【大谷2019年打者専念でMVP獲得は可能?】
⇒【大谷、サイヤング賞獲得の可能性を分析】
⇒【ソーシア監督2018年シーズンで退任濃厚?】
⇒【ソーシア監督大谷の2019年以降起用法を発言】
この記事へのコメントはありません。