高卒でメジャーリーグ挑戦というパイオニアになることにこだわりがあった大谷翔平。だが、その大谷を熱心に口説いた日本ハムファイターズはついに、大谷の心を動かすことに成功する。
その決め手となったのが、二刀流での挑戦であった。ここでは日本ハムファイターズの大谷二刀流の想いについてみていきたいと思う。
目次
大谷翔平が二刀流の提案を日本ハムファイターズから受けた時の印象とは?
大谷ははじめて日本ハムファイターズから二刀流の話があった時は、最初だけで最終的には打者になってしまうのではないかなという疑いがあったようだ。ただ投手としての評価の表れとして、かつてエースであったダルビッシュがつけていた背番号11番をつけることになったことや、栗山監督も先発で起用するということを真剣に考えていたことがわかると、大谷の心は揺らいだ。
大谷はメジャーリーグ挑戦を表明した時は、投手として挑戦することを考えており、二刀流という考えは頭になかったようだ。花巻東での高校時代には、体が成長の過程にあったことから、投手として無理をすることができず、満足のいく結果を残せなかったことから、大谷の中でやり残したという気持ちがった。
大谷翔平が日本ハムファイターズ入団を決意した最大の理由は二刀流への挑戦。好きな言葉は「先入観は可能を不可能にする」。
大谷は打者と投手どちらが好きということはなく、どちらも好きだった。ただ高校時代にやり残したことをやってみたいという思いで、自然と投手でやっていくという気持ちになっていたようだ。
大谷自身も打者と投手どちらが良いのかはわかっていなかった。そんな中、二刀流という形でどちらもやってみてから決めればいいという日本ハムファイターズの提案は魅力的であり、最終的には大谷は日本ハムファイターズへの入団を決意した。
大谷の好きな言葉に「先入観は可能を不可能にする」というものがある。メジャーリーグ挑戦を決めていた大谷の心を動かしたのは、まさに不可能だと思っていた二刀流を実現しようという、日本ハムファイターズの熱意だった。
栗山監督と日本ハムファイターズの大谷獲得・二刀流挑戦への覚悟とは。
日本ハムファイターズの栗山監督は、大谷は打者としては4番を打てるし、投手としてはエースになれる逸材であることを確信していた。大谷をドラフトで獲得することができれば、ドラフト1位を2人とったようなものと表現している。
栗山監督は大谷の二刀流を真剣に考え、1年や2年の短いスパンではなく、5年や10年という期間でやっていく覚悟があった。当時ほとんどの人が無理だといっていった二刀流での挑戦。栗山監督は大谷に二刀流を提案したからには、それを大谷と一緒に追い求めていく責任があると感じていた。
そしてドラフトの日。日本ハムファイターズは大谷翔平を1位指名する。大谷を指名したのは日本ハムファイターズのみ。こうして大谷は日本ハムファイターズに入団し、二刀流としての第一歩を踏み出したのである。
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大谷翔平が日本ハムファイターズ入団を決意した理由は二刀流への挑戦まとめ
日本ハムファイターズの熱い想いと二刀流への挑戦が、高卒メジャーリーグ挑戦を決意していた大谷の心を動かすことに成功した。そして大谷は、日本ハムファイターズが当初計画していた通り、日本で二刀流を成功させ、メジャーリーグに挑戦することとなる。
もし大谷が高卒でメジャーリーグ挑戦していたら、今の二刀流はなかった可能性が高いだろう。
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