高卒メジャーリーグ挑戦でスーパースターになるというパイオニアの夢を封印し、日本で二刀流に挑戦し、投打で一流を目指すことを決めた大谷翔平。
大谷は日本ハムファイターズに入団し、高卒1年目から1軍の試合に出場している。そんな大谷のプロ1年目はどのようなシーズンだったのだろうか?
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大谷翔平、高卒1年目プロ野球日本ハムファイターズでの打者として成績は?楽天・田中将大には完璧に抑えられる。
野手としての大谷は、埼玉西武ライオンズとの開幕戦に8番ライトで出場し、ライオンズのエース岸孝之からライト前ヒットを放った。本拠地札幌ドームでの開幕戦では、ソフトバンクホークスのエース摂津正からレフト方向へ2ベースヒットを放っている。
大谷は打者としていきなり結果を残し、6月には打率が0.348まで上昇した。7月に入っても3割代をキープし、高卒ルーキーとしては十分な成績を残していた。
しかしながら、8月に入ってから一気に調子を崩してしまう。8月2日には楽天イーグルスのエース田中将大と対戦し、3打席連続の空振り三振。田中とは9月にも対戦したがヒットを放つことができず、大谷の対田中の戦績は11打数ノーヒットと完璧に封じ込まれている。
大谷の1年目の打者としての成績は68試合に出場し、打率.238、3本塁打、20打点だった。
大谷翔平、高卒1年目プロ野球日本ハムファイターズでの投手として成績は?
投手としての大谷のプロ初先発は、2013年5月23日、交流戦でヤクルトスワローズとの対戦だった。5回を投げて86球、そのうちストレートが64球で、150キロを超えたのが半分の43球だった。この日勝敗はつかなかったが、自信のあるストレートで押して、それなにの手ごたえを掴んだようだ。
大谷のプロ初勝利は2回目の先発となった2013年6月1日の中日ドラゴンズ戦。5回を4安打3失点とそれほど良い出来ではなかったが、試合は7-3で勝利した。この日の最速は156キロ。
7試合目の先発となった2013年8月23日のオリックスバファローズ戦では、7回までに9個の三振を奪う好投で3勝目をあげた。この日大谷は実戦ではじめてフォークボールを使い、才能の高さを見せつけた。
大谷の1年目の投手としての成績は、13試合に登板し、3勝0敗、防御率4.23。
大谷翔平、自身のプロ野球1年目を振り返ってみて。
大谷は自身のプロ一年目の成績は、満足はしていないが、納得はしていると語ったことがある。自分の今の実力と割り切って、もっと実力をつけていくしかないと。
高卒1年目のルーキーとしてはまずまずの成績を残したが、シーズン後半には調子を落とすなど、翌年に向けて課題も見つかった。1年間シーズンを通して野球をする事で、ペースやリズムの掴み方など、いろいろと学ぶことの多かったシーズンであったに違いない。
高校野球とプロ野球の違いも体験し、苦労したこともあったようだが、2年目以降の飛躍に向けた、まだ二刀流の挑戦ははじまったばかりであった。
大谷翔平、プロ野球1年目日本ハムファイターズでの二刀流の成績まとめ
大谷の高卒1年目のプロ野球二刀流での成績は3勝3本塁打だった。多くの人か二刀流は無理だと言われながらの挑戦であったが、1年目としてはそこそこの結果ではあるものの、二刀流に否定的な人を黙らせるだけの結果を残すことはできなかった。
2年目以降の活躍を期待したい。
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