大谷のプロ野球2年目となった2014年。二刀流として挑戦した1年目を終えたが、まだ二刀流に対しては厳しい見方が多く、否定的な人たちを納得させるには、結果を残す必要があった。
そして大谷はプロ2年目にして、野球の神様ベーブ・ルース以来の偉業を達成する。ここでは大谷のプロ2年目についてみていきたいと思う。
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大谷翔平、プロ2年目で初の2桁本塁打となる10ホームランを記録。20歳の誕生日には2本塁打。
大谷は2014年7月5日、20歳になった。この日は敵地で行われた千葉ロッテマリーンズ戦に3番指名打者で先発出場し、自らの誕生日を祝う活躍をみせた。初回の初打席、相手の先発藤岡貴裕のストレートを見事に捉え、レフトスタンドに4号ホームランを放った。
同じ試合の最終回。相手投手のストレートを完璧に捉え、今度はライトスタンドにライナーで運び、5号ホームラン。20歳の誕生日を初の1試合2ホームランという最高の形で祝った。
大谷はプロ2年目のこの年、初の二桁本塁打となる10本のホームランを記録した。その10本の内、半分の5本がレフト方向、4本がライト方向、1本がセンターバックスクリーンとなっている。小学校時代から反対方向に打つことを練習してきた大谷は、レフト方向にもホームランを打つことができるということを、結果をもって証明した。
大谷翔平、プロ二年目で初の二桁勝利。11勝4敗防御率2.61の好成績を残す。
プロ2年目の投手大谷は、2014年8月26日に敵地で行われた福岡ソフトバンクホークス戦で、10勝目をあげ、初の二桁勝利を達成する。大谷は7月16日の埼玉西武ライオンズ戦で9勝目をあげており、10勝目に到達するまで1ヶ月以上、4試合かかってしまった。
10勝目をあげたホークス戦も序盤は大荒れ。初回の先制を許すと2回までの投球数は50球と苦しい展開となった。ところが3回以降は立ち直り、3回以降の5イニングは74球で無失点、被安打2と完璧な内容だった。
2年目の投手大谷は、24試合に登板し11勝4敗、防御率2.61と素晴らしい結果を残した。
大谷翔平、野球の神様ベーブ・ルース以来の2桁勝利2桁本塁打をプロ2年目で達成。
大谷はプロ2年目で11勝10本塁打という結果を残し、野球の神様ベーブ・ルースが1918年に記録した13勝11本塁打以来の、同一シーズンに2桁勝利2桁本塁打の偉業を達成する。
この記録を残した2年目のオフシーズンからは、ようやく大谷の二刀流を認める声が多く聞かれるようになった。あれだけ批判的な意見を言っていた人たちも、もはや大谷の二刀流を疑うことなく、どこまでいけるのか期待しているようにさえ思えた。
個人としては偉業を成し遂げた大谷ではあったが、日本ハムファイターズはシーズン3位と思うような結果を残すことができなかった。チームが優勝するためには、さらなる大谷の活躍が必要であり、大谷は3年目により高い目標を掲げて挑むこととなる。
大谷翔平、初の1試合2ホームランは20歳の誕生日の2014年7月5日まとめ
20歳の誕生日に2ホームランを放つとは、大谷翔平は普通の人と違う何かを持っていると思ってしまう。そして2年目で誰もが無理だと思った2桁勝利2桁本塁打を達成してみせた。
いずれメジャーリーグに挑戦するであろう大谷が、どこまで記録を伸ばすことができるのが、もはや2年目の成績をみて二刀流に否定的な意見をいうものはいなくなった。
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