2018年8月7日~9日に本拠地エンゼルスタジアムで行われたデトロイト・タイガースとの3連戦に3連勝したエンゼルス。1日の休養日を挟んで再びホームでオークランド・アスレチックスとの3連戦に臨む。
怪我で休養中のマイク・トラウトと大谷の出場が期待された試合であったが、2人ともまさかの欠場となった。ここではエンゼルス主力2人欠場の理由と、ファンの反応についてみていきたいと思う。
目次
トラウト、10日間の故障者リスト(DL)入り。レイズ戦で3盗の際に右手首を負傷。
2018年8月2日に敵地で行われたタンパベイ・レイズ戦で、トラウトは3塁への盗塁を試みた際、右手首をひねったため、翌日の試合から欠場が続いていた。症状はあまり重くなく、数日の休暇で復帰できる見込みで、8月11日のデトロイト・タイガース戦からの復帰が濃厚だと思われていた。
ところがこの日のスターティングメンバ―の中にトラウトの名前はない。そして10日間の故障者リスト(DL)入りしたことが発表された。8月7日に遡っての措置となる。
打線の主力の離脱に対してエンゼルスのソーシア監督は、長期化する怪我ではない、故障者リスト明けには復帰できることを期待している、とコメント。トラウトは今シーズン109試合に出場し、打率.309、30本塁打、60打点、21盗塁と期待通りの活躍を収めている。
エンゼルスのプレーオフ出場は厳しい状況となっているが、まだ可能性は残されているため、トラウトの離脱はチームにとっては痛い。
大谷翔平、先発が左投手のため2試合連続でスタメン落ち。ファンの反応は?8月11日アスレチック戦。
トラウトの故障者リスト入りで、8月に入って打撃の調子が上がってきている大谷に期待がかかる。大谷は8月9日のタイガース戦を欠場し、1日の休養を挟んで体調万端と考えられていたが、8月11日のアスレチックの先発が左腕のブレット・アンダーソンであるため、大谷はこの日も欠場となった。
大谷は今シーズン左投手に対して打率0.175と結果が残せておらず、左投手が先発の場合はスタメン落ちすることが多い。
トラウトと大谷の欠場に対してエンゼルスファンは失望と落胆の声が相次いでいた。ソーシア監督は明日8月12日にブルペン入りする大谷の体調も気遣って、欠場にした可能性もある。
エンゼルスは8月11日アスレチック戦に逆転勝利で4連勝。プレーオフ進出に望みをつなぐ。明日8月12日は大谷先発濃厚。
大谷とトラウトが欠場したエンゼルスは1回の表にアスレチックスに3点を先制される嫌な立ち上がりとなった。3回に1番カルフーンが16号2ランで1点差に追い詰めると、6階には3番アップトンが逆転の24号2ランで逆転した。
エンゼルスは6人の投手リレーでアスレチックスの反撃を抑え、4-3で逆転勝利となった。これでエンゼルスは4連勝。エンゼルスは59勝58敗と勝ちが上回り、厳しい状況ではあるが、今後の追い上げに期待したい。
明日8月12日はアスレチックスは右腕のエドウィン・ジャクソンの先発が予定されており、大谷が先発に復帰する可能性は高そうだ。5連勝に期待がかかる。
トラウト右手首の怪我で故障者リスト(DL)入りまとめ
今シーズン多くの選手が怪我で戦線を離脱し、苦しい状況のエンゼルス。そんな状況の中トラウトの離脱は相当痛い。
トラウト欠場中のチームは好調で4連勝となってている。明日以降も大谷がトラウトの穴を埋める活躍をすることを期待したい。
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