大谷翔平が所属するエンゼルスに珍しい事態が起こった。捕手のフランシスコ・アルシアが投手としてリリーフ登板し、話題となっている。投手として復帰を目指す二刀流の大谷は同日、ブルペン入りしたが、大谷のケースを除けば、25年振りの出来事となる。
ここではアルシア投手登板、大谷のブルペン入りについてみていきたいと思う。
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フランシスコ・アルシア、大谷のエンゼルス同僚。マルドナドがアストロズ移籍で出場機会を掴み、デビュー2試合で10打点の記録樹立。
フランシスコ・アルシアはベネズエラ出身、1989年9月14日生まれの28歳。28歳という年齢であるが、今シーズンメジャーリーグデビューしたルーキーである。右投げ左打ちでポジションはキャッチャー。
7月27日シカゴ・ホワイトソックス戦でメジャーリーグデビューし、ホームランを含む4打数2安打4打点と活躍。続く2試合目の出場となった7月29日シアトル・マリナーズ戦でもホームランを含む4打数3安打6打点と、デビュー2試合で10打点とメジャーリーグ新記録を樹立した。
エンゼルスは今シーズン開幕からスタメンだったマーティン・マルドナド捕手が7月末にヒューストン・アストロズに移籍。アストロズはエンゼルスと同じくアメリカンリーグ・西地区に所属し、73勝45敗で首位。
正捕手であったブライアン・マッキャンが右肘手術のため、故障者リスト(DL)入りしており、プレーオフ進出が有力視される中で、キャッチャーの獲得が必要だった。
フランシスコ・アルシア、大谷以外では25年振りとなると投手(ピッチャー)登板。1回を1安打無失点に抑える好投。
マルドナドのアストロズ移籍以降はアーシアと、同じくベネズエラ出身でルーキーとなるホセ・ブリセニョが捕手として出場している。ブリセニョは右投げ右打ちで、相手の先発投手が左腕であればブリセニョが、右腕であればアーシアが出場する形となっている。
2018年8月12日に本拠地で行われたアスレチックス戦には、ブリセニョがスタメン出場。4連勝中だったエンゼルスだが、この日は序盤から大量失点、攻撃も沈黙し0-7で敗れ連勝ストップとなったが、9回にアルシアがリリーフ登板した。
二刀流の大谷を除けば、エンゼルスで野手が投手として出場するのは2年振り。ソーシア監督2000年就任以降ははじめての出来事となる。
アーシアはヒット1本を打たれるものの、アスレチックスを0点に抑える。打者4人に対して8球で3アウトと結果を残した。アーシアの投手経験は不明だが、予想外の好結果に今後も点差が離れた試合では、登板があるかもしれない。
大谷二刀流復活に向けて右肘負傷後初のブルペン入り、手ごたえを掴む。
投手として復帰を目指す大谷は8月12日に右肘負傷後初となるブルペン入りをした。多くのメディアが注目する中、傾斜のついたマウンドで23球を投球。70%くらいの力で投球したという大谷は、投手として復帰に向けて手ごたえを掴んだようだ。
今後の調整についてはエンゼルスと相談しながら、1日ずつ確かめていくという。早ければ9月中に大谷の登板が実現しそうだ。
大谷はプルペン入り後のアスレチックス戦に3試合ぶりに3番指名打者で出場。4打数1安打とヒットは放つものの、この日のエンゼルスは打線が振るわず、0-7で敗戦した。
アルシア捕手、二刀流大谷以外では25年振りとなる投手(ピッチャー)登板まとめ
エンゼルスは今シーズン多くの負傷者を抱え、先発投手陣も振るわない中では、リリーフ陣に過度の負担がかかっていた。0-7と大量リードを許したアスレチックス戦では、最終回にアーシアがリリーフ登板し、無失点に抑えた。今後もこのような展開になれば、アーシアの登板があるかもしれない。
大谷はブルペン入りして復帰に向けて順調な滑り出し。早ければ9月に二刀流大谷を見ることができそうだ。
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