大谷翔平が所属するエンゼルスも2018年シーズンは残すところ10試合となった。
残念ながらポストシーズン出場とはならなかったが、日本のファンの注目は大谷が新人王を獲得できるかどうかに集まっている。
大谷の新人王争いの最大のライバルとされているのは、田中将大が所属するニューヨーク・ヤンキースのミゲル・アンドゥハー。
ここではアンドゥハーについてみていきたいと思う。
アンドゥハーと大谷の成績比較
2018年のアンドゥハーは4月からスタメンの座をつかみ取り、現時点で3割近い打率に25本塁打84打点という素晴らしい成績を残していて、新人王最有力候補との呼び声が高い。
アンドゥハーと大谷の成績比較は以下の通り。
大谷は打数が少ないが単純に比較してしまうと本塁打と打点はアンドゥハーに劣ってしまう。
打率はほぼ同じくらいであるが、出塁率・長打率・OPSは全て大谷が上回っており、評価すべきポイントだろう。
もし大谷がアンドゥハーと同じ531打数をこなした場合の得点・安打・二塁打・三塁打・本塁打・打点・三振・四死球・盗塁がどうなるのかを、単純計算したものが以下の通り。
安打数・二塁打数を除いたすべての項目において大谷がアンドゥハーを上回る結果となる。
大谷の投手としての成績とアンドゥハーの守備力
大谷を評価する上で忘れてはいけないのが、二刀流としての活躍。
2018年は投手として10試合に登板し、4勝2敗防御率3.31、63奪三振の成績を残している。
大谷の投手としての成績は満足とはいえないまでも、二刀流での出場ということを考えれば十分評価するだろう。
アンドゥハーは守備についてはまだ改善すべき点は多々あるところも、大谷には有利に働きそうだ。
アンドゥハーの経歴
アンドゥハーはドミニカ共和国出身、1995年3月2日生まれの23歳(記事執筆時点)、日本的に言えば大谷とは同学年にあたる。
身長は183センチ、体重は96キロで大谷の193センチ91キロと比較すると身長は小さいが体格はアンドゥハーが勝っている。
右投げ右打ちでヤンキースではサードを守っている。
2011年7月にヤンキースと契約してプロ野球選手となり、2017年6月29日(日本時間)にメジャー昇格を果たした。
同日のなるシカゴ・ホワイトソックス戦に7番指名打者でメジャーデビューとなり、いきなり4打数3安打4打点と活躍した。
しかしながら2017年はレギュラーに定着することはできず、成績は7打数4安打打率.571、0本塁打6打点。
2018年は開幕直後からレギュラーの座をつかみ取っている。
まとめ
2018年シーズンの残り試合はヤンキースが11試合、エンゼルスが10試合となり、新人王争いも佳境を迎えている。
総合的に判断すると大谷の成績の方が優れていると思われるが、ヤンキースはポストシーズン進出がほぼ確定しており、その点はアンドゥハーに対して有利に働く可能性はある。
投票権を有する記者が大谷の二刀流をどのように評価するかにもかかっている。インパクトでは大谷に軍配が上がるだろう。
2人の残り試合での活躍が新人王争いに大きく影響してくるので、最後まで目が離せない。
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