エンゼルス大谷翔平のメジャーリーグ1年目のシーズンは、アメリカンリーグ西地区4位と残念ながらポストシーズンに進出することはできなかった。
大谷はシーズン終了直後に右ひじのトミージョン手術を行い、現在リハビリを行っている。
2019年シーズンは打者での出場に専念することになるが、是非ともワールドシリーズ進出を果たしてほしいと思う。
ここではエンゼルス大谷のワールドシリーズ出場の条件についてみていきたいと思う。
目次
メジャーリーグの球団・チーム数、リーグ、地区とは?
メジャーリーグはアメリカンリーグとナショナルリーグの2リーグ制となっており、それぞれ西地区・中地区・東地区に分かれている。
それぞれの地区には5球団あり、各リーグ15チーム、全部で30チームがメジャーリーグには存在している。
アメリカンリーグとナショナルリーグの違いは、アメリカンリーグは指名打者(DH)制があるので日本でいえばパシフィックリーグ(パリーグ)、ナショナルリーグは指名打者制がないので日本でいえばセントラルリーグ(セリーグ)に該当すると覚えておけばよいだろう。
日本人選手でいえば、アメリカンリーグには大谷のロサンゼルス・エンゼルスとイチローのシアトル・マリナーズは西地区に、田中将大のニューヨーク・ヤンキースは東地区に所属している。
ナショナルリーグには前田健太のロサンゼルス・ドジャース、平野佳寿のダイヤモンド・バックス、牧田和久のサンディエゴ・パドレスが西地区に、ダルビッシュ有のシカゴ・カブスが中地区に所属している。
地区シリーズ、リーグチャンピオンシップを突破してワールドシリーズ進出へ
ワールドシリーズに進出するためには、地区シリーズとリーグチャンピオンシップシリーズで勝ち上がり、それぞれのリーグで優勝する必要がある。
メジャーリーグのチームはレギュラーシーズンで162試合を行うが、各リーグそれぞれの地区で勝率が1位の3チームずつが地区シリーズ進出を決める。
地区シリーズ進出を決めた3チームを除いて、各リーグの勝率上位2チームがワイルドカード争いを行い、勝利した1チームを加えた4チームで地区シリーズを争うこととなる。
ワイルドカード争いは1試合で行われる。
地区シリーズは先に3勝したチーム(最大で5試合)がリーグチャンピオンシップに進出する。
リーグチャンピオンシップでは先に4勝したチーム(最大で7試合)がリーグ優勝となり、ワールドシリーズ進出の権利を得ることになる。
ワールドシリーズでは各地区の王者が戦い、先に4勝したチーム(最大で7試合)がワールドチャンピオンとなる。
エンゼルス大谷翔平、ワールドシリーズ進出の可能性は?
大谷が所属するエンゼルスは2018年、アメリカンリーグ西地区4位であったため、ワイルドカード争いにも進出することができなかった。
同じ地区には2017年にワールドシリーズを制覇したヒューストン・アストロズ、2018年好調だったオークランド・アスレチックス、そしてシアトル・マリナーズと強豪が多く、レギュラーシーズン勝率1位で突破するのは容易ではない。
またワイルドカード争いでも、アメリカンリーグ東地区にボストン・レッドソックスとニューヨーク・ヤンキースという強豪チームがいるため、1枠はそのどちらかに取られる可能性が高くなっている。
エンゼルスのスーパースターであるマイク・トラウトもポストシーズンは1回しか経験したことなく、いまだ未勝利となっている。
なんとかトラウトと大谷のコンビで2019年はワールドシリーズ進出を目指してほしいと思う。
まとめ
エンゼルスの大谷翔平がワールドシリーズに進出するためには、まずはアメリカンリーグ西地区で勝率1位になるかワイルドカード争いを制して地区シリーズに進出する必要がある。
地区シリーズで先に3勝した方が、リーグチャンピオンシップシリーズに進出し、先に4勝した方がリーグ優勝となってワールドシリーズ進出の権利を手にする。
ワールドシリーズではナショナルリーグ王者と戦い、先に4勝した方がその年のワールドチャンピオンとなる。
2019年のエンゼルスがワールドシリーズに進出することを期待したい。
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