故障者リスト入りしているエンゼルス大谷の復帰時期について、打者であれば早期に復帰できる可能性を示唆した。
ファンからも早期復帰が望まれる大谷の状況についてみていこうと思う。
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故障者リスト(DL)入りのエンゼルス大谷翔平の復帰時期は?ソーシア監督手術の可能性は否定、打者としての復帰を示唆。
大谷は右手のマメの影響で2018年6月7日ロイヤルズ戦緊急降板したが、その後の検査で右肘側副靭帯損傷が判明し、症状は部分損傷あるいは部分断裂であるグレード2と判定された。
すぐにPRP治療を行い、手術の可能性は否定しているが、3週間は投球ができない状況で不透明感がある状況。投手としての復帰には少なくとも1ヶ月、現実的には2ヶ月以上かかる見込みで、ファンやエンゼルスにとってショッキングなニュースとなった。
打者としての早期復帰への期待が膨らむ中、6月12日にソーシア監督は、医師のゴーサインが出れば投手としての復帰前に打者での復帰があることを示唆した。まだ経過を観察している状況ではあるため、もう少し時間は要しそうだ。
故障者リスト(DL)入りのエンゼルス大谷翔平、二刀流が右ひじに負担をかけていたのか?左打者はエンゼルスにとって貴重な存在。
大谷の怪我の原因の1つとして、二刀流が右肘に負担をかけているとの話も出ている。もちろんスイングすることによって肘に負担がかからないわけではないが、その衝撃は投球時と比較すると1/3程度と見られている。
ただ投手としての復帰を考えた場合には、できるだけ右肘への影響は少なくしたいのは間違いない。大谷は打者としても好成績を残しており、エンゼルスとしては貴重な左打者。打順のバランスを考えると、長打も打てて打率も良く、足の速い大谷は打者としてもエンゼルスに欠かせない存在となりつつあった。
プレーオフ進出に向けては、エンゼルスはアメリカンリーグ西地区3位と厳しい状況にある。ソーシア監督は難しい決断を迫られそうだ。
故障者リスト(DL)入りのエンゼルス大谷翔平、キャンプ時から怪我の予兆はあった?メジャーリーグ公式球は日本より滑りやすい?
大谷の怪我の予兆は2月のキャンプ時からあったという話もある。メジャーリーグで使用される公式球は日本の公式球と異なり滑りやすいとされている。大谷はメジャーリーグ公式球にアジャストするのに、十分な時間的猶予が無かった。
キャンプや公式戦での大谷の投球は、日本の時と比べるとすっぽ抜けるような球が多い印象だった。それをカバーするために大谷はボールをより長い時間ホールドし、リリースタイミングを遅らせることでコントロールしていた可能性がある。その場合、右手の指や右肘にかかる負担や衝撃は通常よりもはるかに大きくなってしまう。
また大谷は二刀流での出場のため、投手だけでなく打者としても出場するため、アジャストすることは他の選手と比べると多い。またメジャーリーグ1年目ということもあり、様々なことに対応する必要があっただろう。
故障者リスト(DL)入りのエンゼルス大谷翔平の復帰時期まとめ
大谷の怪我の状況についてはその後具体的な話は入ってきていないが、ソーシア監督から打者としての復帰の話がでて、特に深刻ではないことがわかったが、具体的な復帰の時期については明らかになっていない。
打者としての早期復帰を期待したいところだが、投手としての復帰を考えると難しい決断となりそうだ。
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