花巻東高校の大谷翔平は、一時は高卒メジャーリーグ挑戦を表明するものの、最終的には日本ハムファイターズからドラフト1位指名され、日本ハムファイターズに入団することを決めた。
日本ハムファイターズが大谷をドラフトで指名した理由、高校3年生の大谷にはどのような心境の変化があったのだろうか?
目次
大谷翔平がプロ志望届を提出した時期とは?日本ハムファイターズがドラフト指名を決めた理由は?
メジャーリーグ挑戦を表明した大谷だったが、日本ハムファイターズだけは大谷獲得をあきらめていなかった。そしてまだ大谷は迷っており、日本の球団に行く可能性はあると考えた。
その理由は、大谷がプロ志望届を提出した時期である。日本のプロ野球球団から指名を受けるためには、プロ志望届を2012年10月15日までに提出する必要がある。大谷がもし最初からメジャーリーグ挑戦を考えているのであれば、10月16日以降にプロ志望届を提出すればよかった。
しかしながら、大谷がプロ志望届を出したのは9月19日。提出期限から考えるとかなり早い時期に提出していたのである。ここに着目した日本ハムファイターズは、大谷には迷いがあり、色々考えて悩んだ挙句に、ドラフト会議の直前にアメリカ行きを宣言した、と考えた。
大谷翔平が高卒メジャーリーグ挑戦をあきらめると判断した理由とは?
大谷の両親は、最初からメジャーリーグ挑戦することには賛成していなかったといわれている。そういう状況を考えると、大谷が日本プロ野球を選ぶ可能性は0ではないと、日本ハムファイターズは考えたのだ。
日本ハムファイターズは、大谷とやり取りをする中で、可能性を見出したことがあったようだ。それは大谷がまだ一度もメジャーリーグの球場を見たことが無かったこと。アメリカの球場を見たことがあり、イメージをもって志望していたと思っていたのだが、そうではなかった。
大谷はアメリカに関する情報をあまり持っていないと考えた日本ハムファイターズは、大谷のためにアメリカの資料を作成することを決めた。いろいろな情報を知ったうえでメジャーリーグ挑戦を希望するのであれば、それはそれで大谷のためになると考えたのである。
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栗山監督、大谷翔平が日本ハムファイターズに入団すると思った理由とは?
当時日本ハムファイターズの栗山監督も、大谷獲得の可能性はあると感じていたようだ。大谷はメジャーリーグで長くプレイしたいという思いがある。だが、高卒でアメリカに行ったとしても最初からメジャーリーグの試合に出場できるわけではなく、数年間はマイナーリーグで野球をやる可能性が高い。
マイナーリーグで野球をやるのであれば、日本のプロ野球で経験を積んでいた方が、将来的にメジャーリーグで野球ができる期間は長くなることを示せれば、大谷の心は揺れ動くと考えたようだ。
大谷が日本プロ野球に持っているマイナスのイメージを払しょくすることができば、大谷は日本プロ野球を経験してからメジャーリーグに挑戦することを確信することができたようだ。
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大谷翔平を日本ハムファイターズがドラフトで指名した理由まとめ
日本ハムファイターズは大谷翔平の獲得を諦めずに、最後まで粘り強く対応した。それは球団の為だけではなく、大谷の将来にとってもベストであると信じていたため、最終的にはその行動が大谷の心を動かすことになったのである。
今メジャーリーグで活躍する大谷があるのも、この時の日本ハムファイターズの行動があったからといえるかもしれない。
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